はじめまして

平成30年度が始まりました。
自分が一人で北海道にやって来て、35年先の目標を見据えスタートし、今年がちょうど折り返し地点に当たります。
 今まで17年かけて様々な「基礎」を築くための時間に使ってきました。
今から折り返し後半戦に入って行きます。
今までの17年間が「静」であったので、今年からが少しづつの「動」の後半戦に入って行く時期です。
 また、今までが「静」で良かった時代であったのに対し、今からは「動」でないと時代のスピード感、グローバル化のスピード、AIの取り込み、情報の発信等、時代のスピードと並走することがより一層難しくなる時代に突入して行くだろうなと感じます。
 スポーツの世界でも今「体幹レーニング」や「バランストレーニング」また「インナーマッスルレーニング」などが重要視されて来ています。我々がスポーツをしていた頃はほぼ全くと言っていいほど重要視されてこなかったような、「地味」で「軽い」トレーニングに「見える」トレーニングです。
 が、これが結構きついんですね、やってみると・・・
しかし、こういうトレーニングが重要視されてきたのには意味があり、そういう「地味」なトレーニングが「ケガ」や「選手寿命」につながることが分かってきたからでしょう。
 目に見えてる高いレベルのパフォーマンスの差や、選手寿命の長さの差は、目に見えない、一見地道な「準備」の積み重ねの差でしかないわけです。
 「動」には「基礎」「体幹」のレベルが大きく影響します。それは、地道にトレーニングしていた時に気付くものではなく、実際に動き出したときに初めて気付くものでしょう。
 「部分」と「全体」・「基礎」と「応用」・「準備」と「結果」は決して別々ではなく、常に表裏一体であると考えるべきだと思います。
 平成ももう30年。
 こういう時代に突入すればこそ、いつも「原点回帰」「基礎基本の見直し」をないがしろにできないだろうなと考ます。