2021-01-01から1年間の記事一覧

農業という仕事「も」シーズンオフを本当にオフにして過ごすわけがない

よく言われるのが「冬って何してるんですか?」という問いかけです。 一般的にそう見られてるのが「農業」という仕事なんだろうと思います。自分は学生時代に、剣道、野球、アメリカンフットボールとスポーツを経験してきたが、試合で勝つ人間は「練習してい…

最初は「あえて」非効率をとるわけ

最近は農業の世界でも「効率化」とよく耳にするが、同じ「効率化」でも、自分で考えて全部やってみた結果、それが無駄なことだと分かったり、時と場合によって、今やれば更に精度が上がるが、今は省いても後でやれば帳尻が合うなどと判断して順番を入れ替え…

組織や地域が成熟して行くためには・

今は便利になってテレビでもyoutubeが観れるので、球界のレジェンドたちの番組をよく見るようになった。かつての名プレーヤーは、今は現役を引退し指導者になられて後進を育成する立場になっている。そういう人たちが名プレーヤーと呼ばれるようにな…

プランニングとリーダーシップ

アメリカンフットボールを観る人、あるいは興味がない人でも名前だけは知っているかもしれないトムブレイディ。アメリカンフットボールの最高峰、スパーボウルを7回も優勝に導いて5回もMVPを獲得しているレジェンド。 彼は昨年まで所属していた古巣を後にし…

砂の城

群れで行動する心理の根底は「安心感」を得たいからで、安心感を得たいということは「自身で」安心できるだけの行動や環境を作れない裏返し。 それはつまり、行動も、判断も、意見を言うことも、環境を変えてもらうことも「自分じゃない誰か」が「いつか」や…

本当にご飯が食べられるということ

以前、西川きよし師匠にこんな質問があった。 「きよしさん、やすきよの漫才してはってご飯食べらるって思ったのはいつぐらいからですか?」という問いに対して 「ある時ね、タクシー乗ったらね、タクシーの運転手さんにこういう事言われたんですよ。」 「あ…

粋(いき)

粋(いき)とは・・さっぱりした気立てで、垢抜けがし、色気もただよう(特に花柳界の遊びに通じている)こと。そういう感じのする身のこなし、様子。人情の機微(容易には察せられない微妙な事情)に通じ、さばけているさま。 例えば、 落ち度を粋な計らい…

なんで勉強するのか・・?

学生時代に 「なんで基礎解析や確率統計みたいなもん勉強せなあかんねん!こんなもん一生使わんやろ?」とか 「オームの法則も慣性の法則も使わんやろ?」と思っていた。 確かに使わない。が・・ とある学校の先生がこういうことを投稿していた。これを読ん…

農業は生き方だよな・・って

自分は大学を卒業してから就職し、阪神大震災を経験して農業を始めた。 その時に、北海道の農業系の短大に社会人入学して再度勉強した。 短大は、農業系と保育系があり自分は農業系だったが、興味があったし、保育の教授とも交流があったので保育の実習にも…

組織の構築には自立が無いと不可能

野球、アメリカンフットボールと集団スポーツをしてきて学んだことは数知れず、それは前職にも現在の農業にも、そして経営にも大きく活かされている。 恐らく学生時代にアメリカンフットボールの経験が無ければ、今は確実にないだろうなと思う。それぐらいあ…

あたり前を継続できる思考

凡事徹底という言葉がある。 何でもないあたり前のことを「徹底的に」行う事という意味。 何でもないことをやることは簡単だけど、それを徹底的にやることは難しい。 まさに、言うは易し行うは難しとはこのことだが、ここがまさに思考分岐点。 難しいから「…

スーパーボウルと農業の現場と・

もはやこの言葉がふさわしいのか・・ 物事を新たに生み出す人や、新たな時代を切り拓く人はいつの時代も必ず存在する。「今まで」や「みんなと一緒」という言葉を一生使って生きる人とそもそもの生き方が違う。43歳であのスーパーボウルで7回の優勝を手に…

成長分岐点

様々な分野の、様々な世代の、様々な思考の人たちと話すことで自分の思考や方向性が明確になるというのはよくあること。 だがこれは、「様々な分野」「様々な世代」「様々な思考」と触れるという経験をもった人にしかわからないことだし、それによってなぜ?…

組織形成と地域論と集団スポーツの共通項

最近はYOUTUBEに参加する人が多くなってきてよく見ている。 興味があってよく見ているのは、元プロ野球選手しかも超がつくほどの一流選手たちの 打撃論やチーム作りや選手育成の話。 少し前までこんなことを聞ける機会なんて全くなかった。 興味深い…

正直言うと・・・

今年も1月が終わりました・・とか、今年もあと1週間になりましたとか・・ 言ってきたけれど、実は・・ そんなこと思ったことは全くないわけで(笑) 毎年、紅白歌合戦とか格闘技やBOXINGとかがあるので「あ、もう大みそかか・」 とか思ってしまうし、…

なんとかしてくれよ・・って

少し前に女性のコンサル業務をされている方とお話しした時に言っていたこと。 「よくね、なんとかしてくれ!って相談あるんですけど・・」って・・。 これを聞いたときに 「それおかしくない?何とかするのは経営者の方であって、こうしたいんだけど何が違う…

プロとアマの明確な違い

プロとアマチュアには明確な違いが存在するのはあたり前のこと。 プロはその「仕事の成果」で飯を喰っているのに対して アマは「仕事の成果」で飯を喰っているわけじゃない。 ということは、「出た成果」の良し悪しによって食える飯の量や質が変わるのはあた…

努力と根性と計画性のなさと

若いうちにいわゆる「一流の世界」の人と接する経験があるのとないのでは、その後の自分に与える「人生観」が全く違うんだろうなと感じる。 自分は幸運なことに金メダリストと同じグラウンドで練習する姿を毎日見たり、日本一になる集団、プロのスポーツ選手…

知行合一

知行合一という言葉がある。 これは陽明学の「行わないということは、まだ知らないという事」という意味。 「知らない」というのは、頭でっかちでいるといつも「知識」で「知る」ということを「知った」と認識したがるが、「知らない」というのはそれを行っ…

感性

コロナで世の中が一変してもうすぐ1年が経とうとしている。 この間、様々な変化が日常生活で起こった。そしてまだその状況は続いている。 我々の産業である農業という現場でもその影響は大きい。 飲食業、観光地の売り上げの減少はそこに材料を供給する我々…

奪い合えば足らぬ、分け合えば余る

お金も、モノも、土地も、車も・・・ 目に見えるものの欲ってきりのないものなんだとつくづく思う。 確かに若い時には「物欲」が必要だと思うし、また欲がないとハングリーさもないと思うし、またそれがパワーになって行動する原動力にもつながっていると思…

思考のバランスのとり方

2021年が始まって早や6日目。毎年毎年、1年が早くなってゆくと感じるのは、自分が年を取ってきた証拠(笑) 自分が若い時に、おっちゃんやおばちゃんがよく口癖のようにそんなこと言ってた、まさにどっぷりとその「おっちゃん」になってる証拠・・ 肉体労働は…

日本一になるやつらは・・

大学時代にアメリカンフットボール部に所属し学んだ最大のこと。 言われれば単純なことだけど、気付かずに一生を過ごさないで良かった。 当時のカスチームだった時にコーチが言ったこと。 「日本一になるやつらはな、日本一アメフトの事が好きやねん。 お前…

今までじゃない優位性

2021年も始まった。 というよりも、自分にとってはゴールに向かっている過程の1年がまた始まっただけだし、ゴールに向かう上で行動できる時間がまた1年減少したというのが本当のところだ。 毎年毎年積み上げ方式でゴールに向かっている発想ではなくて、どの…