自分と戦える人

三浦知良選手の最年長ゴールがギネス認定となったらしい。
その後のインタビューがかっこいい。

「この記録はすぐに破られる。自分が破りますから」と。

以前三浦知良選手の練習風景とインタビューを見た。
三浦選手は、腕立て伏せ50回なら必ず51回。
腹筋50回なら必ず51回。
50mダッシュなら、線の向こう51mまでダッシュ
と必ずプラス1回、プラス1mとやってきたし、今でもやっていた。

「みんなと同じじゃ、みんなと同じ結果しか出ない。なんでも必ず人より1回
多くやってきたし、ずっとこれを続けている」と。

倍も、3倍もたった1日、3日やることはまあ簡単だ。
が、これを30年以上やり続けるのは本当大変なことだと思うし、なかなかできる事じゃない。
そして、今まで積み重ねたその1回、1mの積み重ねの積み重なった回数と距離は
ものすごい差になって三浦選手を支えてるんだろうなと想像つく。

ここにも「凡事徹底」が存在する。

「そんな些細なことはやってもやらなくても一緒」という人間は、恐らく
それが差が出るまで継続して積み重ねられないからそう言うことでしか逃げられない。

どんなことでも継続するのは大変だが、それが当たり前になるまで、体に染み込むまで身につけてしまえば
それが日常になってしまうが、それは一朝一夕には身につかない。

本当のトッププロはそれを当たり前に日常にやっている。
でもその差はほとんど気づかないかもしれない。
どんな職業でも同じでしょう。
気付く方がプロの目を持っていないと。

まだまだ闘争心の衰えない三浦選手。
戦っているのはずっと自分自身と。
怪我無くプレーしてもらいたいものです。